一般社団法人バイオマス発電事業者協会は、2017年度事業活動計画を策定しました。
一般社団法人バイオマス発電事業者協会 2017年度事業活動計画 (PDF)
バイオマス発電は、2030年の政府エネルギーミックスの再生可能エネルギー導入見通し(22~24%)のなかでも、水力、太陽光に次ぐ大規模な数値(再エネの約2割)がいますが、まだ業界は黎明期であり発電所の稼働もあまり進んでないのが実情です。当協会では、業界間で情報共有、情報発信、事業安定への環境整備や政策提言等を行っていき、協会設立の目的である「バイオマス発電事業の促進とバイオマス産業の健全な発展を図り、持続可能な循環型社会の構築と地球環境保全の推進に寄与すること」を達成して参る所存です。
昨年11月25日に発電事業者を主体として設立されたばかりではありますが、当協会の役割は業界・社会への貢献、業界活性化のための会員増加、また会員サービスの充実であると考えています。
そのような観点から、実質活動初年度となる年に協会としてまず何を行うべきかをベースに、以下のような活動を計画、実施して参りたいと考えております。
年6回程度の頻度で、1)燃料調達、2)発電関連技術、3) 運転・保守等を議題とした部会会議、勉強会を実施
● 部会会議
政策部会、発電部会の二つの大部会のもとに燃料部会、技術部会等の小部会を設け、会員相互の課題の共有と解決案の討議、情報共有、意見交換の場を提供。
● 勉強会
部会会議で議論され得られたベスト・プラクティスを会員、その他業界関係者に共有するための情報共有会を設ける。(年6回程度実施予定)
※ 実施スケジュールおよび各回の議題については、決定次第当サイトで発表予定。
※ 勉強会は会員以外の方も参加可能。(有料)
各分野における有識者および専門家による講演会を開催する。(年3回程度) テーマは会員からの希望に応じ決定予定。
※ 実施スケジュールおよび各回のテーマについては、決定次第当サイトで発表予定。
※ 会員以外の方も参加可能。(有料)
協会として1年に1つのテーマを決めて研究を行い、会員に対し報告会を実施。研究で得られた成果を業界のスタンダード化し、関係省庁に提言。
● 2017年度テーマ
『バイオマス専焼ボイラから発生する燃殻・ばいじんに於ける資源化と再利用に係る関係法令の解釈と運用』
資源エネルギー庁、林野庁、環境省等の関係機関に対し、業界としての事業運営上の政策提言を行う。
※ 時期は年末 もしくは 年度末。または業界として求められるタイミングで実施予定。
会員企業および関係者等より情報収集を行い、それらの取りまとめを行ったうえで、精度の高い情報を会員および関係省庁あてに定期的に提供する。
1)バイオマス発電所設置計画情報
・FIT認定情報
・新規発電所稼働予定 等
2)バイオマス発電所運用情報
・各発電所の稼働率
・各発電所の燃料利用状況 等
3)バイオマス発電に係る情報
・その他
関係省庁からのヒアリングに対応し、会員に情報提供。(含 パブリック・コメントへの対応) また、定期的な関係省庁訪問により、常に最新情報を収集のうえ会員に共有。
業界に関するニュース、関係法令、市況、イベント情報および協会実施の部会会議、勉強会で得られた有益な情報を常に会員向けに発信。
一般社団法人バイオマス発電事業者協会 事務局
東京都港区高輪3丁目4番1号 高輪偕成ビル5階
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