一般社団法人バイオマス発電事業者協会は、7月18日(火)、「バイオマス発電産業のめざすもの ~木質バイオマス発電・バイオマスエネルギー事業の課題と将来像」講演会を、NPO法人農都会議と共同で開催しました。
会場の機械振興会館多目的ホールに、会員企業をはじめ発電事業者、燃料メーカー、商社など約150名の参加者が集まり、講演会は、当協会の山本毅嗣代表理事のご挨拶で始められました。
第1部は、経済産業省産業技術環境局長の末松広行氏により、「バイオマス発電産業への期待」のテーマで 基調講演が行われました。
第2部は、「バイオマス発電産業のめざすもの」のテーマでパネルディスカッションが行われました。モデレーターは、バイオマス発電事業者協 副代表理事、NPO農都会議理事の澤一誠が務めました。
パネリストは、経済産業省産業技術環境局長の末松広行氏、一般財団法人石炭エネルギーセンター理事長の塚本修氏、日本製紙連合会常務理事の上河潔氏、ベーカー&マッケンジー法律事務所弁護士の江口直明氏、日立造船株式会社環境営業統括部エネルギーソリューション営業部長の饗庭毅氏でした。
まず、モデレーターとパネリストによるショートプレゼンテーションが行われ、続いて、次の各テーマによりディスカッションが行われました。
・バイオマス発電推進の意義と今後の推進政策について
・国内材&輸入材によるバイオマス燃料の共存共栄について
・バイオマス発電のFIT認定・系統接続・EPC・資金調達・物流・灰処理について
・アジア等海外事業への展開について
NPO農都会議の杉浦代表理事の閉会挨拶の後、会場を移して懇親会が行われ、共催講演会は盛況理に終了しました。